新年最初のレッスンとなりました。
昨年は、練習せず声掛けしても嫌だと言うなど練習を避けて避けてきた結果、どの曲も弾けないor弾けていたのに弾けなくなるという状況でした。
それでも前回のレッスン前に少し強引に何曲か弾く程度…まではできましたが、前回のレッスンではあかいくつが惨敗。
テンションがた落ちの状態で年内のレッスンが終わってしまいました。
弾けなくてもいいのですが、弾けないことでテンションが落ちたり、ピアノを弾く事自体が嫌だと思うことに繋がっている様子だったので、あかいくつについては少しこちらも気合を入れないといけないと感じました。
そこで、年内最後のレッスンの翌日から、他の曲は放置してあかいくつの右手だけを練習することにしました。
娘は弾けなかった曲なので練習することを嫌がりましたが、こちらも食い下がらず「1小節だけで良いから!」という感じで、部分練習をさせてみました。
はじめはうまく指が動かないので、「あかいくつは弾かない!」と言っていました。
しかし、あかいくつの練習のためにピアノの前に座ると、弾ける曲は弾きたいと思うようで、現時点で弾ける曲を弾くということもありました。
これは思いがけない効果でした。
あかいくつの右手だけなんとかやればいいと思っていたのに、他の曲を自主的に弾くなんてすごい進歩だと思います。
そんな感じで弾きたくない・できない・やりたくない…と言いつつ、私がしつこくメロディーを歌って横に立っているので(笑)、娘も見てくれるならやろうかなと思ってくれたのか(わかりませんが)、少しずつ練習するようになりました。
あかいくつには、娘にとっての難所が2か所ありました。
1ヶ所なんとか弾けても2つめの難所を突破できない…ということが繰り返しあり、何度も「もうやだ!」的なことを言っていました。
それでも1週間くらい強化週間として私があかいくつあかいくつと言うので、だんだんと「仕方ないなぁ」というスタンスになっていったように見えました。
すると、繰り返し練習の効果か指の動きも慣れてきて、できそう!弾けそう!ということが増えていきました。
「できそう!」と思えると、「できそうだからやってみよう!」と転換できるようで、そこからは右手マスターまで時間がかからなかったと思います。
そうして強化週間を経て年明け早々には「あかいくつ練習してね」と言っても「弾けるから!」と返答する程自信を持って弾けるようになりました。
そんなプチ猛特訓を経て迎えた新年のレッスンでもあかいくつのレッスンがありました。
先生から「次はあかいくつ」と言われると、意気揚々とページをめくり弾いていました(笑)。
少し間違えてしまったことが本人的には不満だったようですが、前回の惨敗からすると随分練習したんだなと先生には伝わったと思います。
しかし、難題の次はまた難題。あかいくつの左手がスタートしました。
左手もまた難しいのです。
娘も思ったように弾けなかったことが不満だったようで、「これは弾かないよ」なんてレッスン中に宣言していました(笑)。
なんとかやってみようぜ~と思いましたが、右手に続き左手も苦戦しているので、あかいくつの練習はまだ続くなぁ思った次第です。