グレードの申し込み用紙を頂き、あぁもう幼児科も終わりかぁという感慨深い気持ちになりました。
そして、グレードに向けてと思われる「はと」の練習が早速スタートしました。
歌をうたってその場で弾いてみるという荒業でしたが、娘はなんとかついて行っていました。
上の子は「はと」の課題である左手をつけるというのが苦手で、これも進級をやめようかなと思ったきっかけになったことを思い出しました。
ヤマハの進級後(現在のクラスはどのようなワークをこなしていくのか実際にはまだ体験していないので実際は違うかもしれませんが)、資料や自分の体験から推測すると、左手の伴奏をつけて見ましょうという課題はおそらく今後もあるだろうなと思います。
その初歩の初歩がこの曲だろうと感じました。
伴奏を自由につけるというのが苦手なのは、自分もそうだったので上の子の気持ちはよくわかりました。
伴奏に限らず、自分の好きなように弾いてみようという課題が得意な子の作る曲は、とてもすばらしいし聞いている方もとても楽しいです。
私も他の子が作曲した曲を聞いているときは、すごいなぁ楽しいなぁと思っていました。
しかし、自分が弾くとなると途端に嫌になりました。
伴奏を数小節つけるのにすごく悩み、一生懸命考えても単調なものしかアイディアとして出て来ず、しかもそれが合っているのか?変じゃないか?など不安になります。
自由に弾くことがストレスでした。
私は嫌過ぎてレッスンで泣いたこともありますし、長いことグレードを受けることを避けていました(笑)。
進級するとおそらくですが自由伴奏という課題は避けられなくなるので、苦手ならやらない方がいいかな、違う好きな分野の習い事をやった方がいいかなと思い、上の子の進級は見送ろうかなと考えるようになりました。
上の子が進級を断念した理由はもちろん他にもありますが、今回「はと」がスタートしたことで、そんなことを思い出しました。
今回は「はと」もまだ歌を歌ってメロディーを弾いただけなので、今後娘は伴奏をどう考えるか、得意なのか好きなのか苦手なのか嫌いなのか…などまだわかりません。
そもそも、娘は今レッスンに対する気持ちがかなり落ちています。
1つの楽曲に対するやる気とレッスン全体に対するやる気を比較するのが難しそうなので、苦手か得意かが確認できるまで時間がかかるかもしれません。
今週もほぼ練習しない状態でレッスンに向かい、レッスン中にわからなくなったら、その部分は弾かないといった暴挙に出ていました。
進級に対しても、本人の気持ちが後ろ向きになっている可能性が非常に高いですが、今はあまり焦らせないように、私も焦らないように注意して様子を見ていこうと思います。