前回からスタートした「うちゅうパトロール」という曲。
左手で和音を弾くはじめての曲です。
この曲には左手のシソという和音が出てきます。
結構、指を広げる必要があります(笑)。
上の子は、指がギリギリ届くという感じでしたが、娘は平気なようです。
手の大きさ、指の長さも人それぞれだなぁと思います。
上の子は、乗り物大好きだったので「うちゅうパトロール」が大好きでした。
好きな曲は、よく練習します。
当時、同じクラスにいたお友達も乗り物好きだったので、2回程で仕上がってしまいました。2人で「もう終わり!!?」と残念がっていた思い出があります。
下の子は特に乗り物が好きというわけではありませんが、「兄貴が好きな曲」として先生に紹介していました(笑)。
初回でしたが、なんとか弾けました。
左手で2つの音を同時に押して、同時に離す。
和音を弾くことは、意外と難しいようです。
とまぁ、このあたりまでは通常通りレッスンを受講していたのですが、次に弾いた曲で娘は泣きそうになりました。
全く弾けなかったからです。
しかも続けて2曲(笑)。
レッスン後になんで泣いたのか聞いてみましたが、教えてくれませんでした。
でも、弾けなくて悔しかったのではないかと思います。
では、娘はなぜ弾けなかったのか?
練習しなかったからです。
レッスンでやって弾けなくて、自宅で練習しなければ次のレッスンで弾けるなんてうまいこといきませんよ~(笑)。
今まで、娘はあまり練習しなくてもなんとなくレッスンについていけるレベルにありました。兄貴のレッスンを一緒に見ていたのもあるし、兄貴の練習を聞いていたということが理由としてあると思います。
でも、「やらなくてもできる」状態がずーっと続くことはありません。
むしろ、今までがたまたまできていたというだけです。
きついこと言うけどね(笑)。
下の子の自宅での練習は、本人まかせにしています。
ほぼ放置状態です。
発表しなければならない曲があるときは、「発表があるから練習したら?」と声かけをしていますが、発表がなければ特に声をかけません。
というのも、娘は声掛けしなくても、比較的自分から弾いたり歌ったりすることが多いので、あえて放置しています。
反対に、上の子はちゃんと1から、時には0から練習しないと弾けませんでした。
レッスンで始めて弾くときにちゃんと弾けること自体が少なかったので、自宅で練習してカバーする必要がありました。
弾けないと「できない」という思いに繋がってしまい、「できない」とやらない、行きたくないという気持ちにつながってしまいます。
上の子は、声かけも多めにしていましたし、練習にはできるだけ付き添いました。
下の子は、レッスンで始めて弾く曲でも、弾けることが多いです。
弾けるとできる!と思います。
なので、「できない」といったマイナスの気持ちに繋がることが少なくて済みます。
しかし、その分「できてるから大丈夫」という油断に繋がってしまうようです。これは発見でした(笑)。
今回できなかった2曲は、前回のレッスンではじめて弾きました。
前回のレッスン内でゆっくり先生が1小節ずつガイドしてくれていたときは弾けていました。ドレミの歌もちゃんと歌っていました。
しかし、今回のレッスンでは1曲を通して弾きました。
そしたら、全然弾けなかった。
前回のレッスンで弾けていたため、娘の中に「弾けない」という不安がなかったのだと思います。
娘は始めて「弾けない」という状況に直面して不安になったと思います。悔しかったと思います。だから泣けてきたのだと思います。
さーて、今週の練習はどうしましょうか。
いつもなら娘が練習するのを待ちますが、今回のできなさ具合を見るにあたり、ちゃんとガイドする必要があると思います。
とりあえず、まずは「練習したら?」というアバウトな声掛けからスタートしてみます。
そこで練習するのか?しないのか?
娘の反応を見てみようと思います。
練習する・しないのか?
イライラする?あきらめる?
娘がどんな反応をするかで、その後は判断しようと思います。