娘の通うクラスは、全部で6名です。
グループレッスンをするにはちょうど良い人数だなと私は思います。
娘の教室のエレクトーンは、2台×3列という並びになっています。
座席は自由で、入った順に着席していきます。
娘は、毎回前列狙いです。
先生から「入っていいよ~」とアナウンスされると、急いで教室に入って行きます。
毎回前列に座って積極的に受講するのはすばらしいことだと思います。
でも、ちょっとだけ気になることがあります。
それは、前列に座れる人数が限られているということ。
エレクトーンが横2台×3列なので、前列に座れるのは2名です。
娘のクラスには見た感じ、他にも積極性のあるお友達がいて、同じように「前に座りたい!」という勢いを感じています(笑)。
なので、たまに「今日は後ろにしたら?」と声をかけてみます。
娘の「前で受講したい!」という気持ちも尊重したいので、たまにです(笑)。
そして、今回のレッスンでも声をかけてみました。
娘も納得したのか、今回は最後列でレッスンを受講することになりました。
いつも最前列で受講していると、後ろの列だと先生が遠く感じます。
3列とはいえ、エレクトーンの厚み+生徒のイス+ちょっとした空間が含まれるので、先生までの距離ができてしまいます。
これまでも、何度か後ろの列で受講したことはありました。
なので、特に気にしていませんでしたが、久しぶりに最後列での受講となったため、レッスンが始まってすぐに、娘のやる気がなくなってしまいました。
今回、娘のやる気がなくなった要因として、隣に着席していたお友達の影響というのも少なからずあったと思います。
前列に座っているときは、同じく前列に座るお友達が隣にいますので、娘と同じようにレッスンを受講する姿勢は比較的前向きです。やる気がみなぎるお友達が隣にいます。
一方、最後列は前列と比べてしまうとやる気の度合いが違いました。
隣に着席していたお友達はものの10分程度で飽きてしまったようで、途中から鍵盤をたたいたり、教材を投げたり、ちょっと騒いでしまったりと結構大変なことになっていました。付添のお母さんがとても大変そうでした。
幼児科なので、飽きてしまったり、機嫌が悪くなったりという状況はあるあるだと思っていますが、ここまで騒いだり暴れたりというのは始めてだったので、ちょっと驚きました。
娘はその子の様子が気になってしまって、レッスンに集中できなくなってしまいました。先生も遠いので、前列にいたときに比べ声も届きにくいです。
レッスン中に弾けなくて機嫌が悪くなることはあっても、歌は楽しく歌えていた娘でしたが、歌も歌えませんでした。
最後列では、お友達の後ろ姿を見ながら受講する形になるので、お友達の歌ってる声などが聞こえにくいです。その影響もあるように見えました。
お友達の後ろから見守るような受講姿勢は娘には向いていないようです。
受講する座席の位置でこんなにも受講姿勢に違いが出るようになるとは思ってもみませんでした。
今後は、最後列はできるだけ避けて前列か中列にしよう!と娘に言いました。
前列狙いのお友達や、席を自分なりに固定したい子がもしいたら申し訳ない!そう思いつつも、こちらもちゃんと受講したいので、クラスの状況を見つつ、娘がしっかり受講できるようにサポートしてあげたいと思います。
そして、これは余談ですが、レッスン中に荒れてしまっていたお友達。
その子はお母さんが途中でクラスの外に連れ出していました。
実は、過去にも何度かある光景です。
お母さん、大変だなぁと思いつつ見ていました。
しかし、クラスの外でとてもしっかり受講しているのですよ(笑)。
先生が教室の扉を解放して、レッスンが聞こえるようにしているのですが、演奏を聞きながら歌ったり、教室の外に置いてあるエレクトーンで弾いたりしているようでした。
だから、レッスンが嫌いなわけじゃないと思います。
音楽も好きなんだと思います。
ここに書いても彼女に言葉が届くわけじゃないけど。
「彼女にはグループレッスンは合わない」んだと思います。
早めに個人レッスンに移行してあげたら、きっと伸びるのではないかと思います。
このままグループレッスンにいるのは、本人もお母さんも大変じゃないかな。
先生、言ってあげて欲しい!
そんなことを思った今回のレッスンでした。