やる気のなくなった息子と格闘しながら、なんとか練習をする日々が続きました。
2月にはグレードを受けて、いよいよ発表会の練習が本格化するぞ!と思っていた矢先、コロナの影響で休講になってしまいました。
レッスンが休講になった後の子どもの様子と、幼児科を終えて親である私の思いを書いてみました。
レッスン休講による影響
練習する意欲を失う
コロナの影響で3月からお教室が休講になりました。
3月に発表会の合同練習が予定されていましたが、中止になりました。
4月に予定されていた発表会は、ひとまず5月に延期になりました。
やる気のない息子をなんとか、幼児科が終わる4月まではがんばろう!と言って練習させていました。
しかし、レッスンがなくなってしまったため、「レッスンがないから練習しない」と息子は言います。
私もいつレッスンが再開するかわからない状況で、レッスンがないのにやる気のない息子を頑張って練習させることに疲れてしまいました。
親子で完全に練習する意欲を失ってしまいました。
私は子どもに「練習したら?」と声をかけることもなくなりました。
練習しなくなった
最初は2週間程度の休講予定でしたが、再開することなく休講延長となりました。
レッスンが休講になってから、2週間近く全く練習していません。
しかし「再開したら全然弾けないかもしれない!」と少し焦り、2週間ぶりに息子に声掛けしてみました。
すると、案の定弾けなくなっていました。
これはまずい。
それからはレッスンの再開を願って練習の声掛けをしました。
本人も弾けていた曲が弾けなくなっていたので、不安になったようです。
私に言われたら練習するようになりました(笑)。
久しぶりの練習だったので、1回弾いただけではできません。
でも、できなかったところも繰り返し練習するとできるようになります。
息子は「練習すると上手になるんだね!」なんて言っていました。
おいおい…もっと早く気付いて欲しかったぜ( ;∀;)
再開はいつになるかわかりませんでしたが、練習を続けました。
再開できないまま修了
4月上旬に緊急事態宣言が発令され、ついに幼児科は全日程を終えることになりました。
練習は完全に必要なくなってしまいました。
5月に延期されていた発表会が中止になりました。
退会の最終確認
休講のまま幼児科が修了することになり、進級の最終確認の連絡がありました。
「退会します。」と改めてお伝えして、息子のヤマハ退会が決まりました。
子どもの様子を見たり、子どもの今後を考えたり、先生から勧誘を受けて子どもの気持ちが揺らぐのを見たり…色々とありました。
思わぬ形で幼児科が終わってしまい、電話で退会の最終確認をするとは思わず、突然のことで少し焦りましたが、ついに終わるんだなとしみじみしたのを覚えています。
レッスンできなかった分の対応
費用
ヤマハ幼児科の2年目は、年間40回とレッスン回数が決められています。
しかし、今年度レッスンできた回数は34回でした。
レッスンが再開できないので、34回で幼児科2年目が修了。
支払い済の費用は、返金されることになりました。
教材
子どもの使用している教材は、まだ3曲が手づかずの状態で残っていました。
中には、私が子どもの頃に弾いて好きだった曲もありました。
子どもが弾くとどうなるんだろう?と楽しみにしていたので残念です。
ホームワークの方も残っていて、宿題も出されたままです。
添削されないまま終わってしまいました。
宿題を出されたときは、これが最後なんて思いもよりませんでした。
ぷらいまりーもホームワークも、やっていないページを残したまま終わることになりました。
親である私の個人的な想い
ぷらいまりーを最後までやって欲しかった。
ホームワークも全部やって欲しかった。
最後は先生やお友達と一緒に写真を撮って「お疲れさま!」って言いたかった。
それが正直な想いです。
仕方ないですが。
私にとって、ヤマハの幼児科は少々つらい思い出のある場所でした。
そんな私が親の立場で改めて幼児科を受講する中で、「こんなことやってたんだ」「この曲はこんな意味があったんだ」など、たくさんの発見がありました。
幼児科のレッスンでは、子どもと一緒に音楽に合わせて体を動かすことがありますが、息子はとても楽しそうにやっていました。
それを見て、自分も(自分の親と)やりたかったなと思ったりしました。でも、楽しそうにレッスンを受ける息子を見て、気持ちが浄化された気がします。
1年目の座って受講するところから、両手で弾くところまで。
2年間よくがんばったと思います。
息子はヤマハを退会することになりました。
もうピアノは弾かないと思います。
それがちょっとさみしくもあります。
将来、少しでもヤマハやピアノを弾いたことが思い出に残っていると嬉しいけど、どうかな。
息子よ!ありがとう!
2年間お疲れ様でした。
私自身のつらいヤマハの思い出はこちらです(笑)。ご興味があれば…