PTAと聞くと、私の周りのママたちはみんな怪訝な顔をします。
私もPTA役員には「大変」というイメージを持っていました。できることなら役員をやらずに卒業したいと思っていました。
しかし一転、立候補して役員になりました。本格的な活動を前に「なぜPTAが嫌だと思うのか」をまとめてみました。
PTAが嫌だと思う理由
PTAが嫌だと思う理由はおおよそこんな感じです。
- 大変
- 面倒
- 学校行きたくない
- 時間がない(時間を作りたくない・自分の時間を減らしたくない)
- 報酬が出ない
私は報酬が出るなら早い段階で立候補したと思いますが(笑)、報酬は無理だとして、PTAが嫌だと思う理由の大部分は「大変で面倒だから」だと思います。周りのママたちからもよく聞こえてきます。
私もPTAは大変で面倒だと思っていました。しかし、一転立候補して役員をやることにしました。
PTAは嫌だと思っていたのになぜ立候補したのか。
理由は色々ありますが、1つに「PTAって実際には何をやっているのだろうか」というのがあります。
PTA役員って大変だと聞くけど、具体的に何をやっているのだろうか、何が大変なのだろうか、学校に行くこと?…色々と考えているうちに、実際にはどれくらい大変でどれくらい面倒だろうかと気になってしまいました。
PTAはなぜ大変だと思うのか
PTAが嫌だと思うのは「PTAの活動が大変だから」だと思います。
ではなぜPTAに大変さを感じるのでしょうか。
- 集まる回数が多いから(実情はわからないけど)
- 人間関係に対する不安があるから
- 活動内容がよくわからないから不安
集まる回数が多い
私も「PTA役員は大変」というイメージを持っていました。この大変さの代表が「集まる回数が多い」というものだと思います。
「PTA役員は毎日学校に行っている」という噂を聞いたことがあります。
第一子で1年生だと学校のイベントもPTAのこともよくわからず不安がある中「PTA役員は毎日学校に行くらしいよ」なんて聞いたら不安が倍増します。
毎日学校に行くなんて大変。
幼稚園の子どもはどうするの?
お迎えに間に合うの?
毎日行って何やってるの?
そんなに行かなきゃならないの?
「毎日行くらしい」という噂だけでPTAはマイナスのイメージでいっぱいになってしまいました。
実際に毎日行くのかは今後の活動を経験して確認しますが、初会合で聞いた役員全体の活動内容が見た感じでとても多く感じたので、毎日行く可能性もなくはないな…という印象を持ちました。
人間関係の不安
一緒に活動する役員の人と合わなかったらどうしようという不安も大変さを感じる1つだと思います。
役員に立候補しようか考えていたとき、ネットでPTA役員のことを検索しましたが、それはもう信じられない程の人間関係のトラブルの体験談ばかり出てきて驚きました。
知らない人と一緒に活動するのは緊張します。
「誰と一緒になるかわからない」「気の合わない人がいたらどうしよう」というのはとてもリスクに感じます。
私も立候補したものの「嫌な人がいたらどうしよう」とか「変な人がいたらどうしよう」とか「気の合わない人がいてもできるのかな」など不安がありました。
私の場合は良い人ばかりでありがたい環境ですが、どんな人がメンバーになるのかはどうなるかわかりません。役員のメンバーが良くても他の組織グループに気の合わない人がいるなんてこともありますからね。
活動内容がよくわからない
「PTAは学校のイベントのサポートをしているんだろう」ということは予想できますが、いつどこで何をやっているのか具体的なことはあまり表に出てこない印象です。
しかも、全校児童の保護者のうち数名が役員なので、役員の方と接触する確率も低く、運よく役員経験のある方に話しを聞いても口数が少ないこともあります。
あまり教えてもらえないので、勝手に秘密組織なのかもしれないと考えたりしました(笑)。
しかし、役員の活動について口数が少なくなるのは、「大変だったから思い出したくない」ということもあるかもしれませんが、実際はおそらく学校の機密事項を扱うことが多いからだと考えられます。
PTAでは児童や保護者に告知前の情報を扱うことも多く、「会議で決まったことは友達にも言わないでください」と強めに言われました。
ただ、役員の活動内容については役員の募集要項にも載せています。
もっと具体的に載せた方が役員未経験の人に伝わりやすいと思いますし、潜在的に存在していると思われる「やってみようかな」「やってもいいかな」と思っている保護者に伝わるのではないかと思います。
しかし具体的に載せてしまうことで「大変さ」の方浮き彫りになって「役員なんて絶対無理」という人を増やしてしまう可能性もあります。
塩梅が難しいところではありますが、もう少し整理して記載した方がいいかなと思っています。
さいごに
PTAが嫌だと思う理由は上記の他にもあるかもしれませんが、おおよそ上記のような感じかなと思います。
まだ本格的に役員の活動が始まってないので不明確なことも多いですが、これまで話を聞いた感じから、PTAでは変更することのハードルがとても高いように感じています。
PTAに対する不満材料に対する対処法を考えて変更できれば、全員とはいかなくても少しは拒否反応を減らすことができるかもしれませんが、現状では変更や改善が難しいため、不満への対処法が全くない状態になってしまっています。
結果、PTAは嫌だという位置を保っているように思います。
改善や変更が簡単ではなさそうなので、これらの嫌がられる理由を払拭することができるとは思いませんが、PTA役員の活動を体験することで、おそらく今まで知らなかったことをたくさん知ることができると思います。
「毎日学校に行く」という噂の真相や、立候補する前に考えたメリットはどの程度得られるものなのかなど、今後の活動を通して確認したいと思います。