ミシン糸の上糸が引っかかることが続いたので調べてみたところ、私の場合は糸こま押さえに原因がありました。
上糸のセットが間違っているのかと思い何度も確認しましたが、セットの仕方に間違いはない。ちゃんとセットしているのに引っかかることが続きました。
針の近くを確認しても異常がないため、ミシン糸付近をよーく観察してみたところ、引っかかっていたのはここでした。
この糸の端を留める切れ目部分に糸が引っかかり、上糸が動かなくなっていました。
しかし、ちゃんと糸はセットしているのになぜ引っかかるのか?
原因はこれでした。
糸こま押さえの向きです。
上糸がミシン糸の切れ目に引っ掛かってしまったとき、糸こま押さえをこのように使っていました。
これではダメなのです。
糸こま押さえにはミシン糸の大きさに応じて、適した向きがあります。
このミシン糸の場合、糸こま押さえの正しい向きはこちら。
この向きで糸こま押さえをセットすることで、上糸がミシン糸の切れ目に引っ掛かることを防いでくれるのです。
ちなみに、写真の白い糸は700mの大きいサイズのミシン糸なので、糸こま押さえをこの向きでセットします。
200mのミシン糸の場合はこの向きです。
思いがけないところに原因があり驚きましたが、この原因にたどり着く前に糸が引っかかりすぎて針を3本折ってしまいました。
糸こま押さえの使い方をもっと早く知っていれば…!
ミシンは糸も針も糸こま押さえも正しくセットして使いましょう!
ちなみに、一時なんでこんなところに切れ目があるだ!と思ってしまったミシン糸の切れ目ですが、今は切れ目がないミシン糸になっています!!
フジックス最高だな!このミシン糸なら引っかからないぞ!
でもまぁ、ちゃんとセットすれば防げることですので、まずは正しくセットしましょう。。。
なお、ミシンや糸のセット方法はミシンにより異なりますので、お手持ちの取扱説明書に従ってくださいませ。