小1の息子の授業参観がありました。
小学校の教室に入ったのは、自分の卒業以来です。
英語があるとか、教科書置いてくとか、ちょっと変更になっている部分はあるものの、大枠ではあまり変わっていないだろうと思っていましたが、とても大きな違いがありました。
はじめての授業参観
授業参観は、コロナ予防のため1時間ごとの入れ替え制でした。
普通は一度にクラスの保護者が参観に来るので、授業参観は1時間だと思いますが、入れ替え制のため3時間も授業参観の授業があります。
息子ははじめての授業参観ですし、1年生だから「親に見て欲しい」という気持ちがあるようですが、授業参観が嫌になってくる学年の子は嫌だろうなと思いました。
学校に親が来るのが嫌になる年ごろってありますよね。
息子の授業参観の科目はさんすう。
計算問題や文章題を解いていくんだろうなという予想のもと、当日を迎えました。
授業参観の衝撃
大きいテレビの活用
迎えた授業参観。
授業がはじまるとまず衝撃を受けました。
教室に大きいテレビがある。
テレビがあるというのは知っていましたが、大きさが予想以上でした。何インチかはわかりませんが、天井からつるされたブラウン管テレビを見ていた私からしたら信じられないハイテク機器でした。
そして、テレビに文章問題の画像が映されていました。
先生が手元のタブレットで操作しています。
なんなんだこれは。
まるで異次元の教室だぞ。
そう思っていると、先生が黒板に文章問題を書いていきます。
テレビに映ってるのに?無駄じゃね?と思いましたが、先生はノートの字数に合わせて改行しながら書いていました。
あぁ、そういうことか…
じゃ、テレビに映す画像の字数を変えられんのかね?と思いましたが、こういう問いは愚問というのだろうね。
タブレットの活用
文章問題をノートに写した子どもらは、問題を解き始めます。
みんなの回答がおおよそ終わったところで、回答の発表です。
先生が1人ずつまわって見ていましたが、計算のスピードや理解度にバラツキがあり、これは大変だなと思いました。
そして再び衝撃がはしりました。
回答を発表した子のノートを先生がタブレットで撮影してテレビに映し、お友達の書いた回答を見ながら先生が解説していきます。
おぉぉぉぉ!そんな使い方が!
めちゃくちゃ驚いたのですが、保護者側は無反応でした...
え?私だけ?
驚いてるの私だけなん?
授業の時間が終わってしまい、ノートに写す時間がなくなってしまったのですが、「後日時間を作ります」と先生が言っていたので、おそらく撮影したお友達のノートの回答を参考に写していくのだと思います。
これはすごいなぁと思い授業参観が終わりました。
はじめての授業参観(保護者版)の感想
息子は授業中私が見ているか確認しながら、頑張って挙手。
先生から指名されたら立って、イスを机の下にきちんと入れてから発言していました。
幼稚園の時はこれでもかというくらい声を張っていたのに比べ、発言の声がだいぶ抑え気味だったので驚きましたが、小学生になったんだなぁと思ったりもしました。
衝撃を受けたテレビとタブレット。
お友達の回答を見ることができるのは、参考書などの回答を見るよりも習得しやすいように思います。お友達の書いた回答は参考になるし、発表した子は自信がつきます。
ただ、授業に全くついて行けてない、全くわからない状態だとお友達の回答が提示されていようと変わらないので、個人の理解度は宿題などで見ていた方がいいなと思いました。
はじめて保護者として授業参観に参加して、正直、開始5分の時点でこのまま40分も立ったまま耐えられるか心配になりました(笑)。
40分立ち見は地味にきつかったですが、テレビやタブレットを活用した授業を見ることができてよかったです。
私は小学校にあまりいい思い出がないので、学校に行くこと自体がちょっと苦手なのですが、息子が「来て欲しい」と思っているうちは頑張って行こうかなと思います。