2人連れて登園するのが大変だった雨の日。
2歳差兄妹の雨の日徒歩通園の経験から、どのように下の子を連れて登園していたのかをまとめてみました。
2人連れ徒歩通園が大変な時期
我が家は2歳差兄妹なので、上の子が年長さんになったとき下の子が年少でした。
下の子が年少の時期は、上の子を見習ってしっかり歩いていました。
そのため上の子が年長になってからは2人で歩いて通園が可能でした。
問題はその前の時期です。
- 上の子が年中4歳のとき、下の子が2歳。
- 上の子が年少3歳のとき、下の子が1歳。
この時期が大変でした( ;∀;)
ちなみに、上の子が幼稚園に入園する前は、基本的に雨の日は出かけないようにしていました(笑)。
週1回程度プレ幼稚園に通っていた時期(上の子2歳、下の子0歳)は、下の子は抱っこして通園していました。
下の子の通園付き添い方法
下の子が0歳~2歳くらいの時期に、通園に付き添う方法は主に3つです。
抱っこ・おんぶする
抱っこやおんぶは、上の子と手をつなげるので安全で安心です。
抱っこが重くなってきたらおんぶにすると、比較的楽ですが、子どもは大きくなり重くなってきます。
重くて大変なことと、子どもがおんぶや抱っこを嫌がる場合は苦労します。
ベビーカーに乗せる
体に負担がかからないので最も楽な方法です。
しかし、ベビーカーも乗るのを嫌がる場合もありますし、雨の日は傘だけでは対応できません。
ベビーカーの雨対策が必要になります。
一緒に歩く
子どもが自力で歩けないうちは無理ですが、手をつないで歩けるようになれば、上の子の通園に付き添ったついでに散歩もできます。
がんばって歩いている子どもの様子はかわいいですから、かわいい写真がたくさん撮れます(笑)。
ただ、この方法はとにかく時間がかかってしまうことが欠点です。また、子どもは縦横無尽に動くため、常に気を配る必要があります。
抱っこ・おんぶの雨の日対策
抱っこの場合
抱っこの場合は、親が傘をさせばOKです。
雨対策がとても簡単な通園方法です。
ただ、抱っこして傘をさす場合、子どもが濡れないように前気味にさすため、背中の方が濡れることもあります。
気になる場合は、傘を大きいサイズに変更したり、レインコートや撥水パーカーの着用など対策をしましょう。
抱っこの場合は、背中が濡れなければいいだけなので、専用のママレインコートでなくても撥水加工されたパーカーなどを羽織るだけで大丈夫です。
下の子を抱っこして通園すると、傘をさしていても上の子と手をつないで歩くことができます。上の子にも安全な通園方法と言えます。
デメリットとしては、子どもが重くなってくると腰に負担がかかる点くらいです。
子どもが濡れてしまうのが気になる場合は、このように子ども側のカバーもあります。
おんぶの場合
おんぶも、親が傘をさせばOKです。
ただ、おんぶした状態は自分が思った以上に後ろに出っ張っています。
おんぶしている状態で傘をさして、その状態を鏡で見てみるとわかりますが、普通に傘をさすとおそらく子どもは傘からはみ出ています。
子どもが傘からはみ出すのを防ぐためには、使用する傘を大きめにしたり、傘を後ろ目にさす必要があります。
ただ、大きい傘はその分重くなりがちですし、後ろ目にさすと自分が濡れてしまいます。
気になる場合は、後ろ側が長くなっているタイプや、軸をずらしたタイプの傘を使ったり、ママレインコートを使用するという方法があります。
ベビーカーの雨の日対策
レインカバー
ベビーカーの雨の日対策に必要なアイテムは、レインカバーです。
レインカバーは、ベビーカーのサイズや型に合わないと濡れてしまうことがありますので、本当ならばメーカー純正のものがいい…でも、純正のレインカバーって高いんですよね…
そこで、ベビーカーのレインカバーはどのように使うのか、どれくらい雨を防げるのかなどを知るために、「まずはお試し」という気持ちで安いレインカバーを購入して使ってみました。
結果、特に不具合もなく雨対策としてしっかり働いてくれました。
我が家の場合は、レインカバーを使うのは雨の日の通園のみ。それに毎回ベビーカーで通園するわけでもないので、使う回数が少なかったということもあるかもしれません。
ただ、安いレインカバーでもベビーカーの型に合わないと使えません。
購入する際は、使用しているベビーカーに使えるのか、装着できるのか確認しましょう。
傘スタンド
雨の日にベビーカーを使用する場合、ベビーカーを押す人の雨対策も必要になります。
ベビーカーを片手で押して、さらに片方の手で傘をさす方法がありますが、ベビーカーの片手運転は疲れます。子どもが重くなればなるほどつらいです。
そんなときに、見つけたのが傘スタンドというアイテムでした。
傘スタンドをベビーカーに取り付けると、傘を手で持つ必要がなくなり、ベビーカーを両手で押すことができます。
ただ、風が吹いていると雨が入ってきたり、傘が揺れたり、雨が強すぎるとベビーカーに雨が滝のように流れたりしましたが、片手運転で傘をさすよりは楽に通園できました。
注意点としては、ベビーカーに取り付ける位置や傘の向きをうまく調整する必要があるということです。
これで完璧だ!と思っていざ外に出ると、全然位置が違うことがありました。
使い始めは、晴れている日や、屋根がある場所などで一度取り付けて傘の位置や向きを確認してみることをおすすめします。
それから、余談ですがこのアイテムはとても便利なのに通っていた幼稚園では使っている人が1人もいませんでした。田舎なので雨だと車通園になる家が多いという点もありますが、にしても1人もいないのは…
下の子が一緒に歩いて通園する場合の雨の日対策
雨の日に必要なもの
下の子も一緒に歩いて通園に付き添う場合、必要なものは上の子と同じです。
- 傘
- レインコート
- 雨用の帽子(レインハット)
- 長靴
下の子のレインコート
子どもが傘をうまくさせない時期のレインコートは、防水素材がおすすめです。
傘をまっすぐ持つのも大変、長い時間持っていることも大変な時期は、完全防水のレインコートであれば傘をささなくても濡れずにすみます。
ただ、暑い時期はレインコートを着用すると暑さ倍増です。
防水素材はサウナスーツのようになりますので、脱いだら全身濡れているということもありました。雨はよけても汗は避けられない...
レインハット
レインコートによくフードがついていますが、フードはおそらく歩いているうちに取れてしまいます。
雨用の帽子(レインハット)があると便利です。
下の子の雨の日対策まとめ
- 抱っこやおんぶは体に負担がかかるけど楽
- ベビーカーは出発前の準備が大変だけど楽
- 雨の日の通園は時間がかかる(特に徒歩)
- 通園方法はなんだかんだ本人の気分次第
3歳未満の雨の日の徒歩通園は、時間がかかります。
晴れていても時間がかかるのに、雨の日は水たまりなど誘惑が増えます。
遊んでしまって疲れて歩くペースが遅くなる、疲れて機嫌が悪くなる、、、
時間がかかることを想定しておいてください。
そして雨の日はなんだかんだ濡れますので、あらかじめ玄関にタオルやマットを用意して出発することをおすすめします。
上の子の通園に付き添う下の子は、日によっておんぶ!抱っこ!ベビーカー!歩く!と気分で変わることが多いです。
親としては抱っこして行くのが楽だから抱っこの準備していても、子どもが嫌がって泣いてしまった場合、他の方法を考えなければなりません。
下の子が楽しく歩いてお迎えに行ったものの、帰る頃には疲れて機嫌が悪くなる、上の子も疲れて2人でギャーギャー言う…よくありました(-_-)
イライラします!
なので、イライラすることも常に想定しておきましょう!
我が家が雨の日の通園で苦労したのは、登園よりも帰りのお迎えでした。
下の子が3歳未満のときは上の子も小さくて、お迎えのときは上の子はもうクタクタ。疲れて機嫌が悪いことも多かったです。
下の子がベビーカーを嫌がる時期はおやつを持たせたり、上の子のおやつも一緒に持参したり、お迎えの時間に眠くなるように下の子の時間を調整したりしました。
下の子の雨の日対策は、ただ濡れないような対策をするだけではうまくいかないところが難点ですが、上の子が歩いて登園しているのを見ているので、いざ自分が年少さんになったときはしっかり歩いてくれました。
また、上の子がベビーカーを押してくれたり、抱っこしてる下の子の足を握って歩いていたりなど、たまに面白い場面に遭遇することもあります。
雨の日の徒歩通園は大変ですが、是非思い出の1ページにしてください☆彡